天と地
2010-06-03


 今日は午後から出勤で、
つばめ狙いのつもりでした。

 おっ、カワセミみたいに水に絡んだ!
と思えばピントが来ていないとか。
禺画像]
(DA*300m F4)

        ピント面を通過した、
       と思えばちょっと甘い後ろ姿だったり。
       考え込んでしまいます。
禺画像]
       (DA*300m F4)

 ひとり落ち込んでいると先輩が、
「長いの(レンズのこと)持ってこい」
と呼びに来ました。
 駆け付けみると
30m先の草陰の水面に見え隠れする姿が。
公園利用のみなさんが待ちに待ったカルガモのヒナでした。

              発見者の目の良さはあきれるばかり。
             せっかくのチャンスでしたがMFが不調で、
             初物に免じて流してもらいしょうか。
禺画像]
             (BORG77EDA)
       上の画像をさらにトリミングです。
禺画像]
       (BORG77EDA)

 すると、親がすーっと動きます。
気が付いたヒナから付いて行こうとバラけます。
禺画像]
(BORG77EDA)

 一回りして近づいてきたので、
レンズを交換してピント優先を考えました。

      撮影を再開して間もなく、
     別のカルガモが親を追い払い、ヒナを追いかけます。
      見ていると冗談ではなく、
     目の前のヒナを本気でつついたり沈めたりの、
     むごい仕打ちです。
      これより後はシャッターを切れませんでした。
      自然の営みの壮絶さを見せられ、
     周りのギャラリーからは悲鳴交じりの嘆きも。
     強烈な経験でしたが仲間の鳥博士曰く、
     「自分の子以外は排除する時がある」と聞き、
     震えが来ました。
禺画像]
       (DA*300m F4)

 仲間の世話焼き人の機転も手伝って、
取り残されたヒナの無事が確認でき、
人間非接触で親に合流できました。
 とりあえず自力で泳げたのですが、
身体が持てば良いなと心から願います。
 天敵だけ気をつければ良いわけでもないのですね。

気を取り直して明日はほのぼのと行きたいですね。
[DA*300mm F4ED SDM]
[カモの類]
[ツバメの類]
[PENTAX K-7]
[BORG 77EDII]
[楽しいデジイチ]

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