今日は午後から出勤で、
つばめ狙いのつもりでした。
おっ、カワセミみたいに水に絡んだ!
と思えばピントが来ていないとか。
(DA*300m F4)
ピント面を通過した、
と思えばちょっと甘い後ろ姿だったり。
考え込んでしまいます。
(DA*300m F4)
ひとり落ち込んでいると先輩が、
「長いの(レンズのこと)持ってこい」
と呼びに来ました。
駆け付けみると
30m先の草陰の水面に見え隠れする姿が。
公園利用のみなさんが待ちに待った
カルガモのヒナでした。
発見者の目の良さはあきれるばかり。
せっかくのチャンスでしたがMFが不調で、
初物に免じて流してもらいしょうか。
禺画像]
(BORG77EDA)
上の画像をさらにトリミングです。
(BORG77EDA)
すると、親がすーっと動きます。
気が付いたヒナから付いて行こうとバラけます。
(BORG77EDA)
一回りして近づいてきたので、
レンズを交換してピント優先を考えました。
撮影を再開して間もなく、
別のカルガモが親を追い払い、ヒナを追いかけます。
見ていると冗談ではなく、
目の前のヒナを本気でつついたり沈めたりの、
むごい仕打ちです。
これより後はシャッターを切れませんでした。
自然の営みの壮絶さを見せられ、
周りのギャラリーからは悲鳴交じりの嘆きも。
強烈な経験でしたが仲間の鳥博士曰く、
「自分の子以外は排除する時がある」と聞き、
震えが来ました。
(DA*300m F4)
仲間の世話焼き人の機転も手伝って、
取り残されたヒナの無事が確認でき、
人間非接触で親に合流できました。
とりあえず自力で泳げたのですが、
身体が持てば良いなと心から願います。
天敵だけ気をつければ良いわけでもないのですね。
気を取り直して明日はほのぼのと行きたいですね。
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