年末のも押し詰まった今日をもって、
旗を下ろし明かりを消すことを決断されたレストランです。
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思えば開店したのは、
近所にフレンチがなくなって久しい5年と半年前でした。
静かで落ち着いた雰囲気が好きでしたが、
反面我々が利用する土曜の夜に空席が目立ち、
平日の入りがどうなのか心配してしまいました。
フレンチとしては安くて美味しいに不思議だねえ、
などと妻とよく話していました。
はっきり言ってこの店の行く末はどうなのかと心配したものです。
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我が家と相性が良かったので、
2か月に一度くらいはお邪魔していました。
予約の電話も前日にすれば充分間に合い、
ひどい時には当日の昼でもOKでした。
アド街ック天国で唯一レストランとして紹介されるまでは。
ある日空気の読めない私は、
いつものように電話すると席がないという。
さらに聞けば大盛況で土曜の夜の予約は火曜にしないとだめな状況。
TVの影響とは良くも悪しくも恐ろしいほどだと実感しました。
火曜日当たりに電話予約するのはつい先日まで続いていましたね。
混んではいても、気さくさの中に気配りのある対応は変わらず、
我が家としても巡回のローテーションは崩れることはありませんでした。
コースの内容を微妙に変えていただいたり、
パンの購入先を教えていただいたりすっかりくすぐられたものです。
今年の外回りの飾りつけは心なしか大人し目でありました。
シェフの体調不良で閉店という決断に、
励ましのことばも見つからず、
ただ残念としか言えない自分がいました。
Nシェフ、Nジュニア、Tソムリエ
快適な時間と空間を提供していただきありがとうございました。
お元気で。
アン・ジャンヴィエさんでした。
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いつかどこかで・・・
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