ビッグアイランド・クレストさん提供の、
キラウエア博士!ナイトツアーも、
いよいよ佳境に入りヒロ市街を抜け、
マウナ・ケア方面に向かって高度を上げていきますが、
どうも雨足が緩みません。
対向車のヘッドライトが、
ワイパーの光跡にいたずらをして運転しずらいなか、
さすがのコージさんが我々の気をそらさないよう、
質問タイムを設け、時間を過ごします。
私がスーパーのウォルマートで売っているコーヒーの件で質問したとき、
コナ地区の東側のフアラライ地区で生産されるコーヒが、
値段もやすく品質もほぼコナ・コナコーヒーで普段使いに最適と教わりました。
実はこのことがのちのち生きてくることになるとは。
しゃべりながらの運転は他人事とはいえ本当に大変だなあと、
いつもながら感心しているうちに窓の外は星が見えてきました。
この分だと星は大丈夫だと思いながら星の数が最高潮になったころ、
星降る広場、高度2千メートル付近の公園に着きました。
ここでおさらい
ホテルの庭から撮って明るく現像したもので、
肉眼ではもう少し星の数が少なく感じます。
心なしかピントがシャープに見えます。
K-5 / DA21mmF3.2AL Ltd / O-GPS
40秒露光・ISO=1250・T311(*)北西向き
*=GPSユニットが方角を示す数値で
北は0か360 、東は90 、南は180 、西は270
(仰角のセンサーはありません)
さて高度2千メートルに戻ります。
さすがにアロハにウインドブレーカーでは少し震えます。
気温は10℃くらいなので風を考慮すると、
体感温度は5℃くらいかもしれません。
星のきれいさ、小一時間という滞在時間の短さでなんとか持ちました。
ここでコージさんから、また星の写真を撮るのか訊かれましたが、
ホテルの試写が少しイメージと違ったのでどうしようか迷いました。
しかし星空に関する説明が始まると、
気分が高まってきて気が付くといそいそと準備をしていました。
なんか授業中に落書きをしている感じです。
その星撮りは、
入ってくれとの祈りとともに適当に思ったあたりを狙い、
地面にカメラを置き、
シャッターを押して説明の輪に戻る、
あとはGPSのタイマーが働き画像読み込みが終わったころ、
モニターで確認し次の撮影にはいる、の繰り返しで、
ほぼバカチョン星撮り法であります。
したがって星座を狙い撃つことなど不可能で、
なにか入っていれば見っけもんで、
あてずっぽうで15mmの画角たよりでしかありません。
当然ながらコージさんによる、
レーザー・ポインターを駆使して行う、
星や星座の動き、またギリシャ神話を星座とを絡めた物語、
もろもろの説明は何度聞いても飽きることがありません。
用意してくれた双眼鏡で見る天の川の星粒は驚きもので、
遠鏡で見える星達の競演もも逃がせません。
月齢を気にして、なるべく月の少ない週を選んで日程を組んだので、
備えは万全なのですが、まだ月が出るのは夜明け前なので、
夜は新月状態でまさに星降る高原を満喫といったところ。
あっ流れ星と叫ぶには説明を聞きつつ、
きょろきょろと関係ない方角も見ることです。
こうして撮った北西方向は空自体が暗く星が多く感じます。
当然なにが撮れているのか皆目わかりません。
禺画像]
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