人のふんどしならぬ
2012-08-27


 自分が小さなころの記憶では、
還暦を迎えたというおじいちゃんが、
TVの中で赤いちゃんちゃんこを着て、
にこにこ笑っている姿がニュースになったことでしょうか。

 自分がその歳になってぴんぴんしているのは変な感じです。

 焼きたてのパンとピアノの生演奏が売りのファミレスの、
誕生日の割安コースにも特に変わった感情は湧きませんでした。

 いつも遊んでいただいている、
撮影仲間の先輩方から見ればやっと仲間入りという感じのようです。

 撮影と言えば、
撮影現場で純正サンヨンレンズのピントリング空転により、
オートフォーカスはおろかマニュアルフォーカスも効かなくなり、
一旦自宅へ戻りBORGに換えて撮影を続行した翌日、
今度はK−5のシャッターが切れなくなる不運に見舞われました。

 代打で出動した初聞、初見、初撮のトンボはどう映るでしょう。

 初めは変なところに変な格好で止まっている個体をみて、
「これはなんでしょう?」と騒いだら、
先輩の昆虫博士が「サラサヤンマの可能性が高い」とのことで、
撮影大会が始まりました。

 のちに確認した画像に違和感があったようで、
後でヤブヤンマと訂正が入りました。
 最短撮影距離7mという辛い環境でとりあえず。
禺画像]

         解像はいかにと試みた強引なトリミング。
禺画像]

その後2度と見かけないので自分的には貴重なひとときでした。

 年々自分の内蔵メモリー容量が縮小していく中、
物の名前などを新しく覚えるのはとてもムリで、
昆虫博士の豊富な辞書を、
まるで自分の外部辞書や外部メモリーのように、
活用させていたいただく手は、
楽こそ継続の糧ということでありがたいことです。
[日々のアレコレ]
[BORG 77EDII+7704]
[昆虫]
[PENTAX K-7]

コメント(全0件)
コメントをする


記事を書く
powered by ASAHIネット